井の頭公園上空から捉えた「桜の河」が素晴らしい!
こんな、井の頭公園の桜ははじめて見ました。
空からのショットです。私が撮影したのではありませんが、ぜひ皆さんにも見てもらえたらと、思いお借りしました。
ふだん見ていた井の頭公園の桜も、このように上から見ると、別世界のような顔をしています。能や歌舞伎の世界、みやび、平安の華やかさ、といったものを感じます。あるいは、怨念の世界にも通じます。
そういえば、坂口安吾が「桜の森の満開の下」の中で桜の木の下には死体が埋まっている!と、書いていました。そんな、彼岸の世界を垣間見るような気もしてきます。
そして、なにより驚いたのが、撮影した方が、外国人の写真家、Danilo Dungoさん。この方の他の写真を見ても、日本の美をうまく写し撮っています。
思わず息を呑む美しさ!上空から捉えた「桜の河」が素敵♡
Daniloさんが撮影したこの1枚は、都内有数のお花見スポットである「井の頭公園」を空撮したものです。
咲き誇る桜の美しさはさることながら、注目すべきは公園の中心に佇む「井の頭池」。水面が散った花びらでピンクに染まるその様子は、まるで"桜の河"ですね!
彩度が高い画質設定により、お花見客のブルーシートさえも作品のアクセントとして、桜の魅力を引き立てているようです。
今まで気付かなかった桜の表情をフィルムに収めたDaniloさん。