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井の頭池のアサガオ型噴水と「浮上型」水質浄化装置

アサガオ型噴水

井の頭池の水質浄化対策として、「湧水を増やす」根本的な対策と対症療法的な対策があります。今回は、対症療法的な対策2つを取り上げます。アサガオ型噴水と浮上型水質浄化装置です。

アサガオ型噴水とは?

アサガオ型噴水はエアレーション効果を兼ねた曝気(ばっき)ポンプで、池の水をアサガオの花のように放射線状に落とすことにより、滞空時間を長くして水に多くの空気を取り入れるようにしている噴水です。井の頭池や弁天池の景観もよくする効果があります。

「浮上型」水質浄化装置

「浮上型」水質浄化装置

橋を挟んで『お茶の水』と反対にある、池に浮かんだ小さな島があります。これは島ではなく、「浮上型」水質浄化装置なのです。乳酸菌飲料の空容器の中には、水の汚れを食べるバクテリアが入っています。少しずつ浄化する天然の浄化作用に近い、自然に優しい装置です。

なお、弁天池には「水中型」水質浄化装置もあるそうですが、水の中だけに見たことはありません。

※「かいぼり」も、水質浄化には大いに効果があります。また、鳥や魚への餌やり自粛キャンペーンにより、池の水が汚れるのを防いでいます。