井の頭公園

井の頭池の水鳥カイツブリ no.2

公園豆知識 99】2017.09.27

カイツブリ
カイツブリ【出典】ウィキメディア

井の頭池を代表する鳥が、カイツブリです。この鳥は、在来魚のモツゴを食べます。

2006年頃から、カイツブリの数が減ってきました。エサを取れない様子が観察されていたのです。

そこで、井の頭池の3000匹の魚をとって調べたところ、なんと97%が外来魚のブルーギルでした。

鳥のクチバシは、食べ物にあったかたちをしています。カイツブリのクチバシは、ブルーギルには合いません。だから、カイツブリの数が減ってきていたのです。

モツゴ
モツゴ【出典】ウィキメディア

ブルーギルの繁殖力が異常に高いのかというと、そうでもないようです。
「外来魚の繁殖力は、どうして凄いの?」と調べると、たまたま、井の頭池の環境が、ブルーギルの繁殖に適していたということのようです。
【Yahoo!知恵袋】https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311595828

外来魚の駆除が必要になりました。1年目は10万匹とれ、2年目は5万匹とれました。ところが、3年目には、7万匹と前年より多い数がとれました。外来魚の繁殖力が、駆除を上回っていたのです。

ほかの外来魚の駆除を考えなければなりません。池の水を抜いて全生物をとり、池の水を戻す時、在来魚のみ戻す「カイボリ」が行われることになったのです。

2014年から2017年にわたり、カイボリは3回行われました。カイボリについては、あらためて取り上げたいと思います。

2015年12月12日かいほり
2015年12月12日カイボリ:狛江橋から弁財天の眺め(魚:ブルーギル)

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